- 大人になってからの矯正歯科治療とは?
- なぜ今、大人の矯正が増えているのか?
- 悪い歯並びを放置するとどうなる?
- こんなサインがあれば、当院までご相談ください
- 当院で取り扱う矯正装置の種類
- 矯正歯科治療の期間と通院回数の目安
- 矯正歯科治療の費用
- 大人の矯正歯科治療で後悔しないために
大人になってからの矯正歯科治療とは?
「今さら矯正しても遅いのでは…」とお悩みの方もいらっしゃいますが、矯正歯科治療に年齢の上限はありません。顎の骨の状態が安定していれば、基本的に何歳からでも歯を動かすことが可能です。たしかに、成長期のほうが歯が動きやすいという面はありますが、大人の矯正には自分の意思で始められる、見た目やライフスタイルに合わせた装置が選べるなどのメリットもあります。
歯並びを整えたい方、虫歯や歯周病の予防につなげたい方は、まずは当院の無料矯正相談をご活用ください。
なぜ今、大人の矯正が増えているのか?
近年、当院でも矯正歯科治療を受ける大人の方が増えています。
患者様のお話を聞いていると、その理由として以下のようなことが挙げられます。
矯正の重要性が広く認知されてきた
第一に挙げられる理由です。お口や身体の健康、口元の美しさの価値などを改めて認識する人が増えたことで、その手段の1つとして矯正歯科治療を選ぶ人も増えています。
目立ちにくい装置の登場
矯正歯科治療において、以前は装置の目立ちやすさが大きなハードルになっていました。近年は、インビザライン、部分矯正、舌側矯正といった、目立ちにくい矯正装置を取り扱う歯科医院が増えたことで、以前より気軽に矯正歯科治療を受けられるようになっています。
マスク生活による後押し
コロナ禍を境に、公共の場で、特に冬場はマスクをする機会が激増しました。ごく当たり前にお口元を隠せるようになったことで、これまで矯正歯科治療を躊躇っていた人がチャレンジするきっかけになっているようです。
悪い歯並びを放置するとどうなる?
虫歯・歯周病のリスクが高くなる、歯を早くに失う
歯列がガタガタになる叢生をはじめとして、歯並びが悪いとプラークなどの汚れが溜まりやすくなり、かつ歯ブラシで磨きづらくなります。また、歯科医院で受けるクリーニングなどの効果も、歯並びがきれいである場合と比べると低くなります。
プラークや歯石によって虫歯や歯周病のリスクが高くなり、結果として歯の寿命が短くなってしまう原因にもなるのです。
全身の健康にも悪影響を及ぼす
虫歯や歯周病の原因となる細菌は、血液を介して全身へと運ばれ、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などのリスクを高めます。特に歯周病は、糖尿病との密接な関係が指摘されています。また歯周病の妊婦さんは、そうでない妊婦さんと比べて早産や低体重児出産のリスクが数倍高くなると言われています。
虫歯や歯周病によって噛む力が低下すると脳への刺激が少なくなり、認知症の原因の1つになるとの指摘もあります。
見た目・発音への支障
矯正歯科治療を検討する方がもっとも気にされているのがお口元の「見た目」です。歯並びが気になり思い切り笑えないという方は少なくありません。そういったことが続けば、積極性や自信が失われるということもあります。
また、歯並びの乱れによって発音に支障をきたすこともあります。特に「サ行」「タ行」「ラ行」の発音が苦手という場合には、歯並びの乱れが原因になっている可能性が高くなります。
こんなサインがあれば、当院までご相談ください
矯正歯科治療が必要であるかどうかは、歯科医院に相談し、診断を受けることが大切です。
以下に該当する方は、一度当院にご相談ください。当院では、矯正の無料相談を実施しております。
気をつけているのによく虫歯になる・歯周病の診断を受けた
セルフケアやプロフェッショナルケアを頑張っているのに何度も虫歯になってしまう、歯周病の診断を受けたという場合には、歯並びの乱れが原因の1つになっていることがあります。セルフケアや食習慣の問題についてもチェックしてもらい、必要に応じて指導を受けることが大切です。
見た目が気になる
出っ歯や受け口、歯列のガタガタといった見た目の問題が気になる場合、その放置は精神衛生上良くありません。他に症状やお困り事がない場合にも、一度は相談されることをおすすめします。
噛み合わせが良くない
上の歯と下の歯が左右にズレている、自然に噛んだ時に上下の歯が触れない場所がある、歯ぎしりがひどいといった場合には、噛み合わせが乱れている可能性があります。噛む力や歯の寿命にも悪影響を及ぼしますので、一度ご相談ください。
咀嚼に問題がある
歯並びや噛み合わせが悪いと、咀嚼がうまくいきません。うまく噛めないため早食い・丸飲みになっているという方もいます。また咀嚼回数が少ないと、唾液の分泌が低下したり、胃腸に負担がかかったり、インスリンの分泌を遅らせたりといった問題が起こります。
当院で取り扱う矯正装置の種類
当院は、大人の矯正歯科治療において、以下のような装置を取り扱っております。
ワイヤー矯正(マルチブラケット)
歯の1本1本に金属のブラケットを取り付け、そこに通したワイヤーの力によって歯を動かします。装置が目立つという難点がありますが、ほぼすべての症例に対応が可能で、長く主流となっています。
マウスピース矯正(インビザライン)
近年急速に改良が進み、ワイヤー矯正と共に人気の高い矯正装置です。
薄く透明のマウスピースを1~2週間ごとに新しいものへと交換し、歯を動かします。ご自身で簡単に着脱ができ、食事・歯磨きの際には取り外します。ワイヤー矯正よりも痛みが少ないという点もメリットです。
ただし、1日20時間以上の装着が必須等、注意点もございます。
マウスピース型の矯正装置はいくつか種類がありますが、当院では世界No.1シェアを誇る「インビザライン」を導入しております。
部分矯正
1~2本の前歯が捻じれている・傾いている(軽度)、または複数歯の不正咬合・多少の噛み合わせの乱れ(中度)がある場合に、部分的に歯を動かす装置です。すべての歯を動かす全顎矯正と比べて費用が抑えられ、治療期間も短くなります。適応は限られますが、適応となった場合には非常にメリットが大きくなります。
当院では、マウスピースを使った目立たない部分矯正を行っています。
矯正歯科治療の期間と通院回数の目安
矯正歯科治療にかかる期間、回数は、「現在の歯並びの状態」・「目標とする歯並び」によって異なります。また、歯の動きやすさにも個人差があります。
以下で治療期間・回数の目安をご紹介しますが、実際には前後することがあるという点にご留意ください。
治療期間 | 回数 | |
ワイヤー矯正 | 1~3年 | 12回~36回 |
---|---|---|
マウスピース矯正 | 1~3年 | 12回~36回 |
部分矯正 | 3ヶ月~1年 | 数回~12回 |
※歯並びによって治療期間が大きく異なります。
矯正歯科治療の費用
料金は、すべて税込表記です。
内容 | 費用 |
---|---|
部分矯正(軽度) | 440,000円 |
部分矯正(中度) | 550,000円 |
マウスピース矯正 (ライト) |
前歯6本 : 385,000円 前歯12本 : 550,000円 |
マウスピース矯正 (モデレート) |
前歯6本 : 440,000円 前歯12本 : 605,000円 |
マウスピース矯正(フル) | 770,000円 |
ワイヤー矯正(フル) | 770,000円 |
大人の矯正歯科治療で後悔しないために
矯正歯科治療を受けるにあたり、後悔しないため、当院が大切だと考えるポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
自分に合った矯正方法・矯正装置を見つける
全顎矯正でいいのか部分矯正で済むのか、ワイヤー矯正がいいのかマウスピース矯正がいいのかは、人によって異なります。それぞれの方法・装置にメリット・デメリットがありますので、メリットだけでなく、デメリットにも注目して選択しましょう。
治療の目的を歯科医師にしっかりと伝える
矯正歯科治療には、見た目が良くなる、虫歯・歯周病のリスクが下がる等、さまざまなメリットがあります。その中で、患者様がもっとも大切にしたい「目的」を、しっかりと歯科医師に伝えましょう。治療内容が大きく異なるわけではありませんが、特に見た目については、希望を伝えることで噛み合わせに問題のない範囲で微調整をしてもらえます。
まずは一度、相談してみる
ご自宅でホームページや口コミを見ながら歯科医院選びをして、いざ受診してみるとイメージと違ったということは少なくありません。情報化の進む現代でも、やはり足を運んで話を聞く、実際に行っている治療や雰囲気を知ることも大切です。
最近は、当院のように無料相談を実施する歯科医院も増えてきました。あまりお一人で悩まず、まずは一度、お気軽にご相談ください。